

ちはやぶる神代もきかず竜田川唐紅に水くくるとは 在原業平
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風ふけばおつるもみぢば水きよみちらぬかげさへそこに見えつつ 凡河内躬恒
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よそに見てかへらむ人に藤の花はひまつはれよ枝はをるとも 遍昭
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わがやどにさける藤波立ちかへりすぎがてにのみ人の見るらむ 凡河内躬恒
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その十は、短歌四首で作者は、在原業平(294)、凡河内躬恒(119,304)、遍昭(120)。
以下はそれぞれの歌に付された題。
294
二条の后の春宮(とうぐう)のみやす所と申しける時に、御屏風に竜田川に紅葉ながれたるかたをかけりけるを題にてよめる
304
池のほとりにて紅葉のちるをよめる
119
志賀より帰りけるをうなどもの、花山に入りて、藤の花のもとにたちよりてかへりけるに、よみておくりける
志賀寺の参詣の帰途、花山寺に立ち寄った旧知の女官たちが、庭の藤の花だけを見て帰るのが「よそに見て」の意で、遍昭の使える仏を拝もうとしないこと。
「窪田章一郎校注『古今和歌集』角川ソフィア文庫」脚注より
120
家に藤の花の咲けりけるを、人のたちどまりて見けるをよめる
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